Gimpでのカラーマネジメントの続き
4月はいろいろと忙しくて間が開いてしまった。
カラーマネジメントの仕組み自体はだいたいわかったつもりになったので、gimpのカラーマネジメントの設定を整備して、ちゃんと使えるようにしたい。
起動直後のgimpのカラーマネジメント設定画面はこんな感じ。
ひとつずつ見ていく。
- RGB用プロファイル
- これはデフォルトでsRGBになっている。これはこれで問題無しということにする。
- CMYK用プロファイル
- CMYKは使わないのでGeneric CMYKのままで問題無し。
- モニタープロファイル
- 「なし」になっているので、モニタのプロファイルを使うように指定する。後述。
- システムのモニタプロファイル使用を優先
- これのチェックが入っていれば、Mac側で設定しているモニタプロファイルが使われるような気がするけれども、そうはなっていないっぽい。
その他の部分はとりあえずデフォルトのままで。
では、モニタープロファイルにMac側で設定済みのモニタープロファイルを指定してやることにする。
Mac側のモニタープロファイルはシステム環境設定→ディスプレイ→カラータブを開いた時に選択されているもの。ここで「プロファイルを開く」ボタンを押すと、「ColorSyncユーティリティ」というアプリケーションでこのファイルが開かれる。で、開かれたウインドウのタイトル文字列部分を右クリック(コマンド+クリック)すると、このファイルが /Library/ColorSync/Profiles/Displays にあることがわかる。あとは、gimpの設定画面側でモニタプロファイルにこのファイルを指定してやればいいだけ。
これである程度カラーマネジメントができる、という感じになった。