2011-03-15から16にかけて

2011-03-15

事務所に出勤。とはいえ仕事はないので主に充電。情報量が少ないと不安なので情報を得ようとするとすぐに電源が足りなくなる。充電が終わるまで知り合いの安否情報を調べたり、地震発生からの出来事をまとめたり。

昼に帰宅。電気の回復状況が知りたいので、東北電力のコールセンターに電話。やっと電話がつながったので状況を聞くと、電力側ではここに電気が着ていないことは把握済み。電線の状況によって隣が点いてもだめな場合とかもあるとのこと。家屋とかの問題で、電気が着ているのに点かない、とかの問題ではなさそうなので少し安心。

午後三時頃にちょっとブレーカーを上げて電気をチェックしてみたところ、電気が来ていることを確認。まずは部屋を暖める。家の暖房は電気を使うヒーターだけだったので、灯油がなくてもよいのがラッキーだった。

家の電気機器を一つずつ電源プラグにさしてみて、起動することを確認。今後も節電が必要になるので、どのプラグがどの機器かわかるようにしておく。この時点でひかり電話のルータをONにすると、電話・ネットが使用可能なことも確認。

暗くなってきたので暖房を消して電灯をつける。5日ぶりの明るい夜で、かなり不安が少ない。早く他の地域でも停電が解消されたり自宅に帰れるようになれば不安が減ると思う。

嫁さんの実家とようやく連絡がつく。こちらからメールは送っていたけれども全然向こうには届いていなくてかなり心配していたとのこと。

2011-03-16

自宅の電気があるので事務所にはいかず、冷蔵庫の掃除をしたり、体と髪を洗ったり。何日かぶりに髪を洗うと抜け毛の多さに愕然とするけれども、五日分の抜け毛と考えれば気にする必要はない、と自分に言い聞かせる。ヒゲもひさしぶりに剃った(電気カミソリしかなくて充電も切れていた)。

節電

PCについては、満タンまで充電→プラグはずして予備電力になるまで使用→また充電とすることで少し節電になるかも。そもそも絶対必要というわけではないのでスリープをうまく活用する。

暖房は灯油がなくてもいいけどその分電気を食うので、一部屋を集中して暖めてみんなその部屋にいるようにする。寝たり食べたりするのも基本的に一部屋で済ますようにすれば電灯も一部屋で済むし。

テレビはたまにつける。幸いにも親戚・知り合いの安否はほとんど確認できたので、必要なのは現在と今後の状況だけ。これだったらインターネットで情報を得た方がまし。ただ、子どもたちが暇を持て余すので撮りためてあったビデオとかを見せたり。